「初参式」は文字通り、お子さんにとって生まれて初めてのお寺へのお参りであり、お子さん自身が受けられる儀式のことです。
親御さんとしても、お子さんが生まれたことをお寺の阿弥陀さまにご奉告する大切な行事でもあります。
初参式では、ご仏前にて、ご両親が阿弥陀さまとご先祖さまに新たないのちの誕生をご奉告するとともに、「仏の子」として大切に育てさせて頂きますと、阿弥陀さまに誓いを申し上げます。
お子さんの誕生、成長を喜び、そしていのちの尊さを見つめて頂くご縁が初参式です。
※写真の掲載に関して、ご指摘のある方はご一報ください。
初参式を受式された方に、定秀寺より記念品をお贈り致します。
定秀寺の初参式では、ご両親からお子さんへの未来のお手紙を書いて頂きます。
親から子へ贈るタイムカプセルです。定秀寺ではこれを「大悲のお便り」(だいひのおたより)と呼びます。
この「大悲のお便り」の中には、お子さんへのお手紙や写真などを同封して頂きます。20歳の成人式を迎えるお子さんへのお手紙や、結婚の際にお渡しするお手紙、お子さんが「パパ」「ママ」となる時に読んでもらいたいお手紙など…。
そして、お子さんが成人を迎えた時、結婚された時など、人生の節目にお子さん自らお寺にお参り頂き、そこでお手紙をお渡しします。結婚式でその手紙を読んでもらうのも良いかもしれません。
20年後、皆さんが今のように元気に過ごしている保証はどこにもありません。今のご両親の想いを、祖父母の想いを、20年後にお寺が代わって伝えていきます。
お寺が考える初参式というものは、単なるお祝いの行事だけではありません。家族のつながりでさえも希薄になってきている昨今、こうした仏縁を通して、家族を、子を、親を大切にする心、愛する気持ちが、お子さんへと伝わっていくことを望んでおります。
とある映画の中で、「お寺は人生の節目を見守る場所」という言葉が注目をあびました。
お寺はお葬式だけではありません。初参式もあれば、成人式、結婚式など様々な慶びのご縁も勤めます。
今までお寺となかなかご縁のなかった若い方や、ご家族の方にもどうか、この初参式のことをお伝えください。祖父母から子、孫まで、家族のつながりも深まる、良いご縁になることと思います。
お子さん、お孫さんがいらっしゃるところは是非ご参加下さい。
お気軽にご相談ください。
受式希望の方は、要項をお送りしますのでいつでもご連絡ください。