日頃のお勤め

お仏壇に手を合わせましょう

1,毎日、手を合わせお念仏申しましょう

  • 朝、夕にお仏壇の前に座り、阿弥陀如来さまに手を合わせ、感謝の思いでお念仏申しましょう。
  • その際、ローソクに火を点けて、お線香をお供えしましょう。
  • できれば、朝、夕にお経をあげて勤行をしましょう。

2,お花(色花)をお供えしましょう

  • お花(できれば色花)を仏具の花瓶に生けてお供えしましょう。
  • 水は定期的に替えましょう。その際、お仏壇や過去帳などを汚さないようにご注意ください。

詳しくは▶お仏壇のお飾りをご覧ください

3,お仏飯やお供物をお供えしましょう

  • お仏飯(炊いた白米)を仏飯器に盛り付けてお供えします。
  • お菓子や果物などをお供えします。人からの頂き物などもお供えするとよいでしょう。
  • お供えしたお仏飯やお供物は、後でお下げしてありがたく頂きましょう。痛まないうちにお下げするようにしましょう。
  • お仏飯も干からびたからと捨ててしまうのではなく、早めにお下げして頂きましょう。
  • 水やお茶などはお供えしません。

4、定期的にお掃除をしましょう

  • お仏壇は阿弥陀如来さまのお家です。
  • ホコリまみれにならないようにお掃除しましょう。
  • お仏壇のお掃除は、特に気をつけて、丁寧に仏具を扱いましょう。
  • 金箔は剥がれやすいためこすらないようご注意下さい。

お寺参りやお墓参りをしましょう

時にはお寺の本堂へお参りし、阿弥陀如来さまへご挨拶しましょう。

お正月やお盆、お彼岸などにはご家族でお参りしましょう。

 

お仏壇、お墓参りだけではなく、お寺の阿弥陀如来さまにもきちんとお参りしましょう。


勤行

日常の勤行では聖典(お経本)の中の次のお勤めをしましょう。

  • 「重誓偈」(じゅうせいげ)
  • 「讃仏偈」(さんぶつげ)
  • 「正信偈」(しょうしんげ)

「正信偈」は浄土真宗で最も大切なお勤めのひとつです。

できれば「正信偈」をお勤めしましょう。 

※「般若心経」はお勤めしません。他宗派のお勤めです。

勤行の手順

お念珠、お経本を用意します。
家族そろってお勤めします。姿勢を正しましょう。

  1. ローソクに火を灯し、お線香に火を点けお供えします。
  2. まず、ご本尊に合掌・お念仏を申します。(なまんだぶ、なまんだぶ…と数回お念仏を称えます。)
  3. カネを二回鳴らします。(お経本の○印がカネを鳴らす箇所)
  4. お経を声に出しましょう。(お経本は頭に頂いてから開きましょう)
  5. 最後は必ず「願以此功徳…往生安楽国」の回向で終わります。
  6. 最後に合掌・お念仏を申します。
  7. 忘れずにローソクの火を消しましょう。
  8. お経の後に「御文章」を拝読されると、なお良いでしょう。

 

合掌・お念仏 ▶ お経 ▶ 合掌・お念仏

 

勤行はお念仏に始まり、お念仏で終わります。