お寺へのお参りの際、立ち寄った際の作法です。
他のお寺さまにお参りをする際も気をつけましょう。
宗派の違うお寺でも、作法は違うかもしれませんが、基本の心構えは同じです。
「まずは、そのお寺のご本尊にご挨拶」をすることが大切です。
1、境内に入る際に一礼
境内に入ったら立ち止まり、本堂(ご本尊)へ向かって一礼をしましょう。その時、帽子は取りましょう。
できれば山門から入るようにしましょう。
2、向拝にて合掌・礼拝
向拝(ごはい)に向かい、まずはご本尊にご挨拶をしましょう。
向拝とは、本堂の正面にあたり、外からご本尊に礼拝する場所です。
お墓参りや、玄関へ御用の方も、まずは向拝からご本尊にご挨拶しましょう。
3、お帰りの際にも、一礼
お寺をあとにする際、門のところで立ち止まり、本堂(ご本尊)に向き直り、一礼をしてから帰りましょう。
向拝にてご挨拶されると、一層丁寧です。
本堂に上がる場合
1、本堂に上がられたら、同様に一礼
本堂へ上がる場合、境内と同様に、ご本尊に向かって一礼をします。
コートやマフラーなどの外着や、帽子やマスクなどの装飾類は、本堂に上がる前に脱いでおくようにしましょう。
2、ご本尊にご挨拶をしましょう
何よりもまず、ご本尊にご挨拶しましょう。
ご尊前へ進み、合掌・礼拝をします。
知人や親戚、住職との挨拶、雑談などはその後にしましょう。
3、本堂を出る際にも、一礼
お帰りの際は、本堂を出る時に入り口にてご本尊に向き直り、一礼をしてから失礼しましょう。